「看護倫理研修会」を開催しました。
2018年03月29日
看護部では、平成30年2月17日(土)に、山口宇部医療センター緩和ケア病棟の師長さんで、がん性疼痛認定看護師の齊藤千恵先生をお招きして、倫理研修を開催しました。
最初の講義では、倫理的問題は日常の臨床にあること、患者・家族・医療者間のいろいろな立場の違いや、価値観の違いから生じる様々な問題に気づき、向き合うことが大事であることを学びました。また、後半のグループワークでは、事前課題(自分が倫理的問題だと感じたこと)を基に話合うことで、講義の内容がより深まりました。
今回の研修を通して、生活のケアを丁寧に行うことが高齢者の尊厳を保つことに繋がるということ、カンファレンスを活用しもっとみんなで話あう機会を作ることが大事だと感じました。最後に先生から、「自分の意見を他者に伝え、他者(患者、家族)の思いを知り看護していきたいという思いが伝わってきました。
とても貴重な考えだと思います。すぐに満足のいく結果を得ることは困難だと思いますが、あきらめずに継続していくことが大切です。」というお言葉を頂きました。