1998年以来、がん死亡のトップが肺がんであることが報告されています。
増え続ける肺がんに対し早期発見が困難なことが主因と考えられます。
どのような肺がんを治療しているのかを検討しますと、やはり比較的早期、症状がない時に発見された肺がんです。
胸部X線写真では、小さな肺がんや心臓等の陰に隠れた肺がんは見逃してしまう事があります。
CTは想像力に優れ、死角なく数ミリの病変を検出します。
即ち、CTは早期の肺がんの発見に貢献します。しかも被爆線量が通常のCTの約1/3です。
小さな肺がんを見つけることは、肺がんが治るだけではなく、手術方法としては、体に優しい胸腔鏡下手術等の低侵襲手術の選択も可能になります。
そのことは医療費の軽減にもつながります。
さらに、肺気腫、慢性呼吸器疾患、炎症等の病変も同時に検出できます。
そしてCTで異常がないと診断された時、確かな安心が得られます。
CTによる肺がん検診について
- 検診:平日(月~金)午前9時~12時
- 料金:7,350円
- 結果:2週間前後で結果をお送りいたします。
予約方法
TEL:0856-77-1581(代表)(健康支援室)
受付時間:月曜日~金曜日 午前9時~午後4時
※予約を原則としておりますが、予約なしで直接外来に来られた場合は、外来受付にてご相談下さい。