改善推進室紹介
改善推進室は病院や施設における医療やサービスの質の向上のために、様々な改善活動に対してサポートを行なっています。
QCサークル活動においては、サークルメンバーに対しての支援やキックオフ大会、発表大会の準備などに携わっています。
その他の改善活動として、改善報告書や満足度調査の分析や報告などにも関わっており、QC手法やトヨタ生産方式の考え方を取り入れ運営をしています。
現場から一言
QCサークル活動
当院では平成20年よりこの取組みを行なっています。
活動の流れは、職員の中から有志が集まり、キックオフ大会においてどのような課題達成を目指すのかを発表します。
その後、会合を重ねて業務改善活動に取り組みます。
その改善活動をQC発表大会で報告しています。その成果に応じて賞金も出るようになっています。
改善報告書
些細なことであっても、業務の中のムリ・ムダ・ムラがあればそれを改善するように意識づけを行なっています。
改善したことは改善報告書で報告してもらい、月単位で“改善ボード”に掲載をしています。毎月の管理運営委員会時に各委員に投票をしてもらい、優秀報告を決定しています。
年度末にはそれらの優秀報告についてさらに投票を行い、開院記念式典で表彰を行います。
満足度調査
毎年1月から3月頃に患者様と利用者様とその家族に対して満足度調査を行なっています。
調査結果については、それらを分析し病院や施設のサービスの向上につなげていきます。
トヨタ生産方式
トヨタ生産方式とは、豊田喜一郎らが提唱していた考えを大野耐一らが体系化したもので、様々なムリ・ムダ・ムラを削減していくシステムです。
現在は“改善ボード”にトヨタ生産方式のキーワードを掲載し、職員に対しての意識づけを行なっています。