理事長 兼 病院長 令和5年 新年のご挨拶
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年12月、当施設における新型コロナウイルス感染症のクラスター発生により、入院入所中の方々ならびにそのご家族をはじめ多くの皆様方にご不安と多大なご迷惑をおかけしましたことに対し深くお詫び申し上げます。おかげをもちまして年末には今回のクラスターは終息することができました。今後は、今回の経験をもとに感染症に対しさらなる強固で迅速な対策がとれるよう努めてまいります。
さて、2023(令和5)年の干支は、癸・卯(みずのと・う)です。干支学では、本年は「万事筋道を立てて処理してゆけば、繁栄に導くことができるけれども、筋道を誤るととんでもないことになる」とのことのようです。
コロナ禍はこれからもまだ続くことが予想されます。さらにロシアのウクライナ侵攻をはじめとする世界情勢の変化はますます混沌としてきており、それに伴う物価高騰や円安など、本年もなかなか良い話題のない状況が続くと思われますが、当施設としましては「当地域に必要な医療を残す」ための第一歩として「公設民営化」の実現に向け、これまで以上にがんばっていく所存です。
本年も石州会へのご支援ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
理事長 谷浦博之(令和5年1月記)
理事長 兼 病院長ご挨拶
当院は、1981(昭和56)年5月11日に開設され、社会情勢の変化や住民のニーズを考慮しながらいろいろな機能転換をしてまいりました。
このうち最大の転換としましては、2009年1月に全国第18号となる 「社会医療法人」 に認可され「社会医療法人石州会 六日市病院」 に生まれ変わったことでしょう。
この転換によりそれまでと同様な民間病院ではあるものの、当地域に必要とされ、より公的な病院として認知されることとなり、当地区のみならず島根県からも多くの役割を担うことになりました。
また、2011年11月からは、他施設に先駆けて、医療療養病棟・介護療養病棟を「介護療養型老人保健施設」に機能転換し、同じ施設内に病院と老健施設を設け、同じ電子カルテを用いて、診療情報や介護情報を共有でき、利用者の皆様のために医療・介護をシームレスに提供できる体制を構築いたしました。
このように当施設は、今後も変革を恐れません。
住民の皆様とともに常に進化する組織・施設であるよう努力していきます。
理事長 兼 病院長経歴
1958年 | 愛媛県で生まれる |
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1983年 | 島根医科大学卒業(2期生) 島根医科大学 第2外科 研修医 |
1984年 | 島根医科大学 医学部 助手(外科学講座Ⅱ) |
1987年 | 麻生飯塚病院 勤務 |
1990年 | 島根医科大学医学部付属病院 助手(第2外科) 島根医科大学医学部 助手(外科学講座Ⅱ) |
1992年 | 千代田中央病院 外科部長 |
1993年 | 同病院 副院長 |
1995年 | 医学博士号取得 加藤病院 副院長 |
1996年 | 六日市病院 副院長 |
2004年 | 六日市病院 病院長 |
2011年 |
介護療養型老人保健施設 六日市苑 施設長 |
2019年 |
社会医療法人 石州会 理事長 |