2019年10月10日
令和元年10月7日(月)「ふるさと教育(地域医療)」と「キャリア教育(自分の進路を考える)」の一貫として吉賀町立六日市中学校にて医療講話が行われました。この医療講話は8年前から行っており、生徒の皆さんに地域医療を考えて頂くことで、これからの進路を考えるときのヒントになればという思いから毎年行われています。
今回は六日市中学校が母校でもある谷浦隆仁医師が当院に3ヶ月常勤医師として勤務している期間と重なり、縁あって講師を務めました。
谷浦隆仁医師は六日市小学校、六日市中学校を卒業しており、生徒たちの先輩になります。体験談や医師になるまでの経緯、将来の夢や目標に到達するまでに必要なことなどを交えて生徒たちに向けて伝えました。その中で「選択肢を減らさない」というメッセージがありました。将来の夢や目標に一直線で辿り着く人は少なく、多くの人様々な壁にぶつかり、一歩一歩進んで辿り着いた先が将来の自分になっています。
苦手なことを行うことは大変であるが、「あの時にやっていなかったからこの職業につけない」という後悔はしてほしくない。将来の自分のためにも選択肢を減らさないことが大事だと話され、生徒たちは真剣な眼差しで聞いていました。その他にも現代社会のコミュニケーションツールとしてSNSが大半を占めていますが、医師として働く中でもコミュニケーション能力の必要性を感じることが多く言葉の重要性を説明しました。また、今後は外国人との交流の場も増えていく中で外国語(英語等)の勉強は重要になると経験談を基に話されました。
この特別授業を受けて生徒たちが今後の進路や夢・目標に向かっていく道のきっかけの一部になってくれればと思っています。
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